14年 大卒就職率がリーマンショック前の水準まで回復

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 8月の文部科学省の学校基本調査速報によると、2014年3月に大学を卒業した学生約56万人のうち、69.8%の39万人余りが就職したとのこと。ここ数年、60%程度まで落ち込んだ時期があったことから考えると、リーマンショック前の水準に戻ったことはかなりの改善と言える。

 また、就職希望者に限って数字を見てみると、94.4%(2014.04.01時点)という極めて高い数値であることから、もう既に来年の就職活動を楽観視するような声も聞こえ始めている。

 しかし、こうした統計には表れない数値も多い。たとえば、希望する会社に入れた学生の割合や、本当にマッチング(適合性)の良い会社に入社した人材の割合など。入社後40年にもわたる長い社会人生活を考えた場合、仕事内容や企業カルチャーの適合性の高い会社でキャリアをスタートさせることが大切なことは言うまでもないが、その成否は入社後しばらく経たないとわからないのが今の現実。

 就職率や求人倍率で就活の難易度が変わるわけではなく、本当に成功といえる就活(企業にとっては採用)を行うことはいつの時代も難しくとても大きな労力を要することはあらためて認識しておきたい。

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