外資系企業は本当に怖いのか?
ある話を聞いたとき、その情報が「事実」なのか「第三者の主観的なイメージ」なのかを区別することはとても重要ですが、意外とこの両者を混同してしまっている就活生をよく見かけます。 例えば、 1. ビジネスのフィールドが広い総合商社に入るとさまざまな仕事を経験できる 2....
採用選考スケジュールは誰が決めるべきか
2016年卒業の学生を対象とした新卒採用は、そのスケジュールが昨年よりも大きく後ろに遅れることがアナウンスされています。具体的には、企業の採用広報開始が2015年3月以降、面接は8月以降というのが経団連の指針となっていますが、果たして本当に守られるのでしょうか。...
志望動機
先日、あるITエンジニアが採用面接で転職理由を聞かれ、「もっと給料が欲し語ったからです」と答えたということが話題になっていました。それが社長面接だったということに驚いた人も多かったようですが、更に合格したという事実が衝撃を増幅させたのだと思います。...
メディカルコラボレーション
先日、アルツハイマー病につながるたんぱく質が脳に異常に蓄積しているかどうかを血液から判定する方法が開発されたというニュースが大きな話題になりました。アルツハイマー病の発症前検査に使えるだけでなく、発症を抑制する薬の開発にもつながるため、非常に大きな意味を持つことは間違いあり...
TOP 100 Global Innovator
先日、トムソン・ロイター社が『Top100 グローバル・イノベーター』を発表しました。これは、同社が保有する特許データを基に知財動向を分析し、世界の革新企業/機関トップ100を選定するという企画です。 嬉しいニュースは、日本の企業が39社も選定され、国別では1位となったこと...
Realistic Job Preview
先日、山形県のとある会社の採用ホームページのことがニュースになっていました。早速覗いてみると、「こんな大切なことをインターネットで調べようとする人は要りません。電話をして、自分で直接お出でください」という文言が冒頭に堂々と鎮座していました。...
強い中堅企業
いつの時代も就活生の本音は「大企業に入りたい」ということだと思いますが、ここ数年、特にその傾向が強まっているというデータがあります。大手就職サイトを運営する会社が毎年行っている就活生の意識調査では、学生の大企業志向が驚くほど高くなっており、且つ、定年までそこで勤め上げたいと...
多様化する働き方
思い返せば、私が社会人になった1994年、まだ社員にはノートパソコンは貸与されていませんでした。30代・20代の方々からすると、そのような環境でいったいどんな仕事をしていたのかと驚かれそうですが、当時は社内通達を作成するにも、自分のデスクを離れて共用のワープロスペースへ向か...
細胞医薬品というイノベーション
医薬品業界はまさにサイエンスの結晶です。 文系出身の私には残念ながら難しいところまでは理解できないことがたくさんありますが、今回 開発された細胞医薬品がいかに画期的であるかということは容易に理解できます。 JCRファーマ社のプレスリリースによると、同社は9月26日に急性移植...
企業における人材育成
企業で新卒採用を担当していると、学生さんからよく研修制度についての質問を受けます。入社後、自分がどのようにスキルを磨いてキャリアアップしていくのかということについて関心を寄せる姿に感心する一方で、質問の仕方によっては、「会社に育ててもらう」という受動的な印象を受けることもあ...