医療人としてのミッションを再考する

良い手に
8月最終日の日経新聞にちょっとショッキングなニュースが掲載されていた。

「がんに罹患した際、医師や看護師からよりもインターネットから情報を集めたい」と考える人が多いというのだ。一方で、情報の信頼性に関しては、さすがにネットの情報が医師からの情報を上回ることはなかったらしい。

これは、国立がん研究センター中央病院が2013年12月に実施した調査の結果であるが、病気に対する国民の考え方や行動が変化を表したデータの一端であるように思える。

ここ数年、テレビをつけるとそこかしこで健康や病気に関する番組が流れているし、町の本屋の健康関連コーナーには関連書籍がごまんと陳列されている。もちろん、ネット上に同種の情報が溢れかえっていることは言うまでもない。しかし、こうした一方通行的な情報は、その正誤もさることながら、自身の症状に当てはまるのかどうかを的確に判断することが難しいというリスクがある。そういう意味において、医療の現場に関係しているすべての人間は、個々の患者さんに対してより的確・適正な情報を明確かつスピーディーに(=必要なときに)提供していくことが求められていると思う。

ご承知の通り、製薬メーカーの開発担当者や営業(MR)、またすべての薬剤師は、ドクターや看護師などの医療従事者とコミュニケーションする機会が多い。それゆえ、従来の役割だけにこだわらず患者さんに対して新たなValueとなり得る情報提供の仕組みを模索することが求めらるが、ひいては、それが自身のキャリア開発のインサイトとなり得るので

はないだろうか。

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